中古車価格は前年比9.3%低下した一方、所得の多くを占める住居費は5.4%上昇と高い伸びだった。
FOXビジネスは、バイデン大統領の就任後に生活費は高騰したと報じた。2021年1月以降に住宅賃貸料は21.4%、住宅価格は33.9%、住宅ローン金利の水準は2.5倍に、電気代は29%、ガソリン価格は45%も上がったと説明。「どうやって生き残っているのかわからない」ほど高騰したと解説した。
精度が上がったとされるクリーブランド地区連銀のインフレ率予測「インフレーション・ナウキャスティング」は、14日時点で6月のCPIは前年比3.15%に鈍化、コアCPIは3.52%に加速すると予測した。
新型コロナウイルス流行前、米国の物価は日本の1.5倍程度だった。いま日本人は米国は約3倍と感じると思う。
ドル高・円安の影響も大きいものの、20年を超す筆者の米国滞在で経験のないインフレ。
「ハワイのホテルで家族4人の朝食が3万円もした」とする日本人の投稿がXにあった。チップを20%と想定すると食事代1人あたり約38ドルの計算。これを高いと感じる米国人はもはやいない。
ロサンゼルス・ユニバーサルシティ・ヒルトンのカフェのディナー・ビュッフェは149ドル。チップを加えると1人あたり約2万8000円。
娘はマクドナルドの朝食が20ドル(約3140円)を超えたのに衝撃を受けた。我が家の住宅保険は前年の倍に上がった。
高い価格が下がると想像できない。多くの米国人の自然な気持ちだ。
(このコラムは原則、毎週1回配信します)
福井県出身、慶應義塾大学卒。1985年テレビ東京入社、報道局経済部を経てブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長を歴任。ソニーを経て、現在は米国ロサンゼルスを拠点に海外情報を発信する。
https://moneyworld.jp/news/05_00131067_news
何言ってんだよ、米国人だって高いと思ってるわ
高いのはわかってる事。
納得できないなら海外は行かない方がいい。
安いから来るんだろ?
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